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2006年3月9日 vol.3

ジャンク代表の川瀬です.
創刊三号のメルマガですが、先日メルマガを見て全塗装を決意したというお客様がみえて、やってよかったと実感している今日この頃です
このメールは、ペイントハウスジャンクで施工されたお客様、お問い合わせのあったお客様にお送りいたしております。
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皆さん、こんにちは、junkの川瀬です、自動車趣味人のためのメールマガジンと題して創刊したメールマガジンですが月一度の配信目指して頑張っていきます。その月の注目の一台や塗装に関するうんちく、外装のメンテナンスに関する事までその他身近に起きた事まで交えてあまりかたくならないように皆さんにお伝えしていきたいと思っています。またご意見、質問等にもお応えしていきたいと思っています。

■■■今月のコンテンツ■■■

【1】今月の一台!今月は二月にやった作業を大まかにピックアップしてのご紹介です

【2】Bike junkies
 CBRプロジェクト開始!

【3】Material of Painting 2コート、3コートの違いについて

【4】メルマガ購読特典
 今月もやりますメルマガ特典

【5】ご意見ご質問募集について


【1】今月の一台!

今月はちょっと趣向を変えて今月扱った車をピックアップしてご紹介致します。

静岡県のY氏のR32、何だかんだといいながら実はR32が一番実績が多いのではないでしょうか。今度カウントしてみます。
実はこの車、新婚旅行に言っている間に塗っておいてという、今までに無いパターンでの依頼でした。しかもこの車奥様が嫁入りに持ってきた車というからちょっとビックリです(笑)
ちなみにお値段25万円
これは珍しいフィアットのプントのカブリオ!これも奥様の車で、だから安くやってねと(笑)しかし氏はホンダのS800とフィアット500、さらにはシトロエンのエグザンティアまで持っているというかなりのマニア、持ってる車を聞くともうマゾなんではないかというラインナップです(笑)
この車実は裏話があって氏がルポのカタログを持って来て、この色にしてください、とオーダーを受けました。で、そこにはアドリアブルーと書いてあったのでアドリアブルーで塗りました。車を引き取りにきた氏の様子がなんかおかしい。
”社長、私この色にしてっていいましたよね?”
”はい、アドリアブルーで塗りました”
カタログを取り出して
”なんか違いません??”
”またまたぁ、アドリアブルーで塗りましたから…”
とカタログを見るとなんか違う…まさか…
何とアドリアブルーという全く同じ名前で二種類色があるではありませんか!!氏はカタログを出してこの色にしてくださいと言いました。言い訳は通用しません。
で塗りなおしました(泣)
でも受け取る時は”いい色になりました”と喜んでいただけましたので良かったです。Sさん本当にご迷惑お掛けして済みませんでした。
お値段15万円
はい、これはお手軽コースの全塗装!180SXのようですが実はシルビア、しかもエンジンがS15!それでも180SXでもCAのパーツを使って人との違いをアピール!
お値段17万円
素敵です!このラインは日本車には絶対無いですね!こんな車にさらりと乗れる日が来るのでしょうか…
このアングルがまたたまりませんね。
お値段30万円
東京からわざわざ来てくれたR34スカイラインボンネットをFRP化しての全塗装。ご予約から施工までに約一ヶ月あったのですが、その間悩みに悩みぬいた色がコレ。
元々とても綺麗な車でしたが白がゆえに艶感がいまいちという事で思い切っての全塗装!
この艶感に大満足でした。これで寝不足も解消ですね(笑)
お値段45万円
ドリフトやってるY氏のシルビア。施工前は無塗装のエアロが着いていていかにもドリ車って感じでしたが、これもお手軽コースでぴかぴかです。たまに磨きで艶を出すみたいな事を聞きますがウチでは塗りっぱなしが一番ツヤツヤです。
お値段16万円
元は黒、ただ白くするのではなくルーフとミラーのフチ、ナンバーのガーニッシュを黒のままにして、白と黒のコントラストを意識しています。室内が黒なのでドア内は黒のままでOKという事でお値段20万円
ラグジュアリーなこの車はフォードのエクスペディション!でかい、本当にでかい!!ホイールは何と24インチ!!
2トーンのパネルをシボ消して同色にペイント。これが大変手間のかかる仕事でちょっとした全塗装よりも手間がかかります、なのでお値段23万円
全塗装ではありませんが、エブリィの2トーン化です。境目のピンストライプとフードのラインがオーナーの主張です。
ちなみにお値段7万円


【2】Bike junkies     
今月のバイクの話題はCBR1000RRを取り上げてみます。まだ完成していないので経過なのですが、どのようにしてお客様とプランを練り上げていくのかという所からお伝えしたいと思います。

今回のCBRのオーナーは岡崎在住のK氏。実は最初K氏が当社を訪れたのはバイクの話ではなくトランスポーターのデリカの塗装の件でした。その時は私は不在で従業員が対応したのですが、たまたまバイクの話になったらしく、丁度工場長のバイクが塗装しておいてありました。
それを見たK氏、実はCBRのオーナーズクラブの会長であるとの事。私が帰ってきて工場長からその話を聞いて、一度お話したいと思っていたのですが、その頃当社は仕事が2ヶ月待ちの状態で、ずっとお待たせしていてなかなか会う機会に恵まれませんでした。

それが昨年の秋ごろの話でした。年末になって年内には何とかようやくメールで連絡が取れたと思ったら実は4月にオーナーズクラブの全国ミーティングがあるから何らかの形で協力してもらえないか、というお話をいただきました。

会長のバイクという事で結構目立つところに展示するとの事、これは気合を入れていこうと思い、そこで登場するのがHPでもたびたび登場するマッド本多氏。現在彼はマッドシステムズという謎の技術者集団を主宰して精力的に活動しています。我々では思いつかない大胆な提案をしていつも驚かせてくれます。

まずは第一回目のセッション、このときはちょっと抽象的な話に終始しました。今回の外装に求めるイメージ、イベントでの位置づけ、CBRオーナーというのはどんな層の人たちなの?等々。そこで一つのキーワードが出てきました。それは『質感』。勿論デザインも大事なのですが単なる奇抜なデザインではなく、大胆ではあるが目立ちすぎずしかしバイクがゆえにエンジンやフレーム等の高品質な金属部品にも負けないような質感が必要だ、という事に。

デザインはマッド氏に任せるとしても、それを他のパーツに負けない質感で実現するのは私の仕事!色という切り口で色んな提案をしていきたいですね。

そんなこんなで第一回のセッションが終わり画像データー等を揃えマッド氏はデザインを練りにかかります。デザインについては次号にてご紹介させて頂きますので、今回はまずは塗る為の下準備という事でこんなものを作りました。

バイクのカウルの塗装はパーツの点数が多いので塗るときにかなり苦労します。汎用のスタンドなどにセットしたりしていると、それだけで2時間ぐらい掛かってしまったり…

なので夜中の十二時までかかって、久しぶりの溶接に顔を溶接焼けでボロボロにしながら作りましたよ。これでフルカウルのバイクはお任せです(笑)

これなら低い部分も塗り易いですし時間も短縮されます。

さあこれで塗る為の準備は整ったので第二回のセッションが終われば作業に掛かっていきます。ちなみにオーナーズクラブの全国ミーティングはこちらをご参照ください。メーカーのバックアップもありバイク好きなら誰が来ても楽しめるような内容になる模様です。


Material of Painting

今回はマテリアルという観点からすると少し外れてしまうかもしれませんが、塗膜の構成について書いてみようと思います。

お客様のご質問の中でも良くあるのが、2コートとか3コートってどう違うの?と言った類の質問です。我々は当たり前のように使ってしまってお客様には解りにくい事のようなのでなるべく解りやすく説明していきます。


簡単に言ってしまうとコート数は何種類の塗料を塗るのかという事になります。このとき下地処理の塗装は含みませんので、上塗りだけのカウントとなります。最近レクサス等で7コートとか言っていますがこれは下塗りから全てカウントしての数ですので補修で7コートする事はありません。
いわゆるソリッドコートは左図のようになります。色のついた塗料を一回塗るだけです。(一回と言っても塗装自体は三回から四回重ね塗りをしますが)昔はメタリックでも1コートのものがありましたが、顔料やメタリックが一部露出するために劣化しやすいという欠点があります。それでもソリッドはつい最近まで2コートのものは少なかったですね。
これが通常のメタリック塗装になります。この場合の着色塗料は本当に色を出すためだけでクリヤを塗らないと艶はありません。メタリックで色を作りクリヤで艶を出すというわけです。メタリックの代わりにソリッドを塗れば2コートソリッドの出来上がり。
代表的な3コート塗装といえばよく言うホワイトパールというやつです。ホワイトパールの場合最初にソリッドカラーを塗ってその上に半透明のパールマイカのみを塗装し、その合成色がホワイトパールとして見えるわけですね。今では当たり前のように使われていますが、白にきらめきを与えるという画期的な方法でした。この他に赤や黄色などでも色の隠ぺい力が弱いものなどには近似色を下色として塗ったりする場合もあります。この場合は隠蔽を補うという意味合いで使われますが中には下色からパールが入ってその合成色という場合もあります。

特殊なところではラメ塗装もこれに入ってきますね。


構成としては同じなのですがキャンディーカラーの場合は基本的に最初にメタリックシルバーを塗り、次に半透明のカラークリヤーを塗ってその合成色がキャンディーカラーとなります。

キャンディーの特殊なところは通常車のとそ運使うのは顔料系の塗料になりますがキャンディーの場合は染料系、いわゆるインクですね。これがあの鮮やかさの秘密、しかも3コートの構成とする事によって立体感のある色が作られるわけです。
さてさて、上記の場合はコート数を増やすことによって合成色を作り出すことを目的としていましたが、同じコート数でも3コート2ベークとか3コート1ベークと言って途中に乾燥を何回入れるかによってのわけ方もあります。ベークが乾燥の事ですから3コート2ベークといえば3コートするまでに途中一回乾燥をさせて、全て塗り終わってから乾燥をかけるという事になります。
補修塗装の場合はあまり途中でベークを入れる事はやりません。メーカーでは最終的に磨きで仕上げる事はしませんのでコート数が増えるとどうしても表面の平滑性が失われたりしますのでそういうときには一旦クリヤを塗り、サンディング、再度クリヤの塗装という事をします。

いきなり図が手書きで見づらくてごめんなさい、文字だけは事務員が”社長!これでは読めませんよ!!”と入力してくれました(汗)

初代セルシオが色によってはこの方法を使ってかなり平滑な塗装面を作っていました。ただし初代セルシオの場合はもう一つ理由があり、それは色に使っているMIOという顔料が通常使われているものよりかなり大きくクリヤ1コートでは表面に出てしまうと言う事が起きてしまいそれもあってクリヤを2コートしていました。これは特にラインで使う焼付け塗装の場合、塗膜が薄いために発生する問題でもありました。

ちょっと解りづらかったかもしれませんが、コート数の違いが発色のためのコート数と高外観のためのコート数という違いがあるという事はお解かりいただけたでしょうか?

解りづらい、こんな言葉を聴いた事があるけど何の事?等々お気軽にメールください。実はネタがほしかったりするので(笑)


【4】メルマガ購読特典
先月の購読特典の洗車タオル、貰っていただいた方は使い心地等はいかがでしたか?また感想等を是非お寄せくださいね。またメルマガ購読しているのにおっしゃらない奥ゆかしい方もみえますが遠慮なくお申し付けください。では今月の購読特典です。

その1.
ゴールデンウィークはぴかぴかの車で!ゴールデンウィーク前に施工のご予約を頂いた方にはクルマの場合は10.000円、バイクの場合は5.000円引きです。

その2.
大好評、プロの道具をおすそ分け。先月に引き続きご来店の上メルマガを見たとおっしゃってい頂けば見積もり等をしなくても洗車用のスポンジクロスを一枚差し上げます!!


【5】ご意見ご質問募集について

塗装に関するご意見・ご質問等をお待ちしております。
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【編集後記】                                                                   

最近工具熱が再燃してきてぼちぼちですが買い揃えています。元々メカニックをやっていたのと、道具好きは根っからなのでよい工具が手に入ると嬉しい。男の道具はよいものを一生使う!近いうちに新しいTipsで工具についても書いてみようかと思っています。


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