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2006年4月10日 vol.3

ジャンク代表の川瀬です.
創刊四号となりましたメルマガ、今号からはまぐまぐによる配信も始めました。こうなったらまぐまぐでの殿堂入りをめざしますので応援よろしくお願いします
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すっかり暖かくなってきましたが皆さんいかがお過ごしですか?おかげさまでGW前の予約も順調に埋まってまいりました。のこり2台ぐらいですのでGW前に車をリフレッシュしたい方はお早めにお問い合わせください。

■■■今月のコンテンツ■■■

【1】整備士も工具が無くてはただの人(笑)
 道具好きの私が工具についてあれこれ書いていきます。

【2】Bike junkies  BMWK1200カウルの補修とサイドバッグの補修ついでにワンポイント追加です

【3】Material of Painting 塗装はこれで決まる!下地処理編

【4】ゴールデンウィークご来店キャンペーン  今月もやりますメルマガ特典

【5】ご意見ご質問募集について


【1】整備士も工具が無くてはただの人(笑)

今は整備から少し離れていますが、その昔この業界に入った当時先輩に

”おみゃあがいくら頑張ったって工具が無ければなにもできんだろう!だからお前より工具のほうがえらいんだ”
と、いつも言われていました。

なので工具は大事にしていたのですが当時まだ珍しかったスナップオンやHAZETの工具を見て日本の工具には無い色んな工夫があって憧れたものです。

今ではそんな工具たちも一般的になってきて、ディーラーのメカニックなんかでも自前の箱にSNAP-ONがぎっしりなんていう光景も、珍しくはなくなりましたね。
最近また工具を使う機会が増え、また輸入工具を扱うお店も身近に増えてきて、ついつい買い込んでしまう今日この頃です。

自分で車をいじりだすと工具がほしくなるもんですが、なかなか趣味だけで車を触っている人たちにとってはすべてを良いものでそろえるのは負担ですよね。なのでプロの薦める一品と言うことでアマチュアの皆さんにも是非使っていただきたい工具を紹介していきます。
まずはなんといってもこれ!!スイスPB社のドライバー。最初メカになったときに支給されたドライバーがKTCだったのですがこれが新品のうちはまだ良いのですが半年も使うと先が痩せてきて使えなくなってしまう。

雑誌でPBのドライバーは電気屋さんが二年使っても大丈夫、と書いてあったので、買いました。本当でした
フィット感は最高、それが一年使っても二年使っても変わらない。しかも本によれば検査が通常ロット単位で抜き取り検査をするものを全品検査!その証にすべての製品にポンチマークが打ってあると言う、それがまた気に入りました。当時どれどれと思って見たら、確かにポンチマークが確認できたのですが、今見たら見当たらない。今は変わってしまったのでしょうか、ご存知の方が見えたら教えてください。

そしてマイナスドライバー、これは先端の角が落としてあり横から見ると平行に仕上げてあります。これは好みもあるのですが純粋にマイナスドライバーとして使う時は安心ですね。
さてさて、これは工具と言うより設備ですな、ジャンクにはあまり塗装屋さんに無いようなものがあるのでちょっとご紹介。

これがその筆頭(笑)
そう旋盤です。道具好きの私に友人が、旋盤要らなくなったけど欲しい?って欲しいに決まってるじゃん。と言うことでもらってしまった旋盤、これが結構役に立ちます。

男の道具は一生物、常々そう思っている私の道具箱をまた少しずつ紹介していきますのでご期待ください



【2】Bike junkies     

今月のTIPSはカスタムについて少し…

左の写真はBMW K1200 のサイドバッグ、なんでカスタムの話でこんな写真を載せる?と、もし思われたなら今回のカスタムは成功(笑)

実はこのバイクお客様は転倒した傷を修理と言うことで持ち込まれました。修理の箇所はフロントカウル、アンダーカウル、サイドバッグということでした。

しかし困ったことにサイドバッグの傷ついた部分は、塗装のしていない素地だったんですねぇ。
アンダーカウルはつや消しの黒だったので似たような色ということでそれで補修しても良かったのですが、それでは面白くないしシボも一部消えてしまうと言う中途半端な状態になってしまいます。

幸い傷の入った部分が横の帯状になった部分だけだったので、どうせ表面のシボは消えてしまうのだからボディーカラーで塗ってしまえ!とお客様にも提案したところ、お任せしますとのご返事。

と言うわけで早速修理です。
上の写真の白い帯の部分が下の写真ではボディー色に変わっているのがわかるでしょうか。
今回はたまたま傷をつけてしまってやむを得ずと言う感じではありましたがそんなときでもちょっと一工夫で人と違った味を出すことができると言う一例です。

バイクを見ればわかるようにオーナーは特にカスタムなんて事は意識されていないのですがこういういかにも純正っぽい、だけどそのバイクを知っている人だけにわかる一味、こんな楽しみ方は私は好きです。

こういう提案をどんどんできるようにセンスを磨いていきたいものですね。

お次のバイクは前号からの続きのCBR、これはもうプロジェクトと言って良いようなレベルになってきました。前号でお伝えしたようにセッションを重ね、おなじみとなった謎の技術者集団マッドシステムズのマッド本多氏がイメージを作り、それをどう具現化していくかという作業の中で、色という切り口で私が提案していきます。


前号でお伝えした治具でサフェーサーなどの処理をして、まずはボディー全体にグラデーションをかけます。

写真が暗いのでうまくわからないかもしれませんが、バイクに仮組みしたときに外の光で見たら、おおー、カッコィィ。

でも悲しいかな、このグラデーションはこの上にまたデザインが入るので、あまり見えなくなってしまうのです。
それでバイクに仮組みしたときの基準線をもとに、再度塗り分けように、組み付いた状態を再現する治具を作成しました。

ちょっとテールが跳ね上がりすぎですがこれは修正すると言うことで。
デザインはイベント時に公開ということでお見せすることができませんが、ラインの張り込みの様子をちょこっとだけ

作業をするのはもちろんマッド本多氏!

いままで積み重ねてきたものがようやく形になろうとしていて、お客様もですが作り手である私たちもとてもワクワクしています。

うーん、楽しみだぁ



【3】Material of Painting

昔はパテ研ぎ三年サフ一年、なんてよく言われていました。それがいい事かどうかは別にして、塗装はまず下地が大事と言うことなんですね。今回は下地に使う塗料についてのうんちくです。

下地に使う塗料と言えば皆さんも耳にしたことがあると思いますがサフェーサーが一番多いのではないでしょうか。通常使われているサフェーサーはプライマーサフェーサーと言ってプライマーとサフェーサーの性能を併せ持つものが主流です。

機能面で分類すると

1.ウォッシュプライマー
2.シーラー
3.サフェーサー

と言うように分類されます。

1のウォッシュプライマーは主に鋼板面への密着性、防錆性の向上を目的に使用されますが、ジンクと言う毒性の強い成分が含まれている場合が多くちょっとの使用でも必ずマスクをします。

ただし最近の補修ではあまり使われなくなりました。冒頭でも述べたように最近は多機能なものが増えてきて後述のものでほぼ対応できてしまうので、毒性の強いことや作業性の問題から使わないことが多いようです。

当社の場合は以前ご紹介したアルミタンクの塗装や、スムージングのときに使う鋼板の防錆処理のときに使っています。こんな感じです

塗膜に厚みはほとんどありません。ほんとに密着性と防錆力をあげるためだけに使います。

2のシーラーですがこれは旧塗膜の性能に不安がある場合などにそれを押さえ込んでシールしてしまうときに使います。旧塗膜がラッカーであったり劣化しているような場合に使いますが、これもやはりあまり使われなくなってしまいました。当社の場合はシーラーとは少し違うのですが似たような製品でFRPに使う樹脂を使ったサフェーサーがFRPには言った浅いクラックを押さえ込んでくれますのでシーラーとして使っているぐらいです。

3のサフェーサーは基本的にはパテを研いだときにできたペーパー目や多少のでこぼこを埋める目的で使います。特にウォッシュプライマーを塗布したときにはその上に必ず塗ります。
最近は作業性をあげるためにサフェーサーに1.2の機能を持たせて一回で終えることができるように作られているものがほとんどです。

サフェーサーについては上塗りと同じように一液型と二液型があり当然二液型のほうが性能がよく、しかも上記のようにプライマーやシーラーの役割も持たせているので最近は二液型が主流となっています。

またサフェーサーの中でもハイビルドタイプ、昔はサフパテなんていってましたが、等はパテ並みに肉厚をつけることができると言うものもあります。以前は二液のハイビルドと言えば輸入品がほとんどでしたが最近は国産でも良い製品が出てきました。

よくお客様の質問に旧塗膜は剥離しないのですか?とかサフェーサーはすべて塗るんですよね、などの質問があります。

旧塗膜の剥離についてはよほど劣化が激しくない限りあまり致しません。特に最近は防錆鋼板が使われており剥離のときのサンディングでせっかくメーカーのやってきた防錆処理の亜鉛メッキを落としてしまうことになったりと、デメリットもあるのです。また旧塗膜が健全であるならば密着もまったく問題なくサフェーサーを入れる意味が無く、問題の無い塗膜にはサフェーサーは入れません。でないとクォーターパネルを塗るときは全て屋根から反対側まで塗ることになってしまいますし、第一色のぼかしができなくなってしまいます。

下地処理の話は結構お問い合わせが多いので取り上げて見ましたが、またこんなことも取り上げてほしいと言うことがあればメールお待ちしています。



【4】ゴールデンウィークご来店キャンペーン

みなさんゴールデンウィークの予定はお決まりですか?ジャンクはゴールデンウィークはあまり予定が無いあなたの味方です(笑)やっぱり予定の無い私が店を開けてお待ちしております。そんなあなたのために特典もご用意!
【その1】 4/29から5/7の間にメルマガを見ましたと言ってご来店のお客様に大好評のプロの使う洗車タオルプレゼント

【その2】 同じくご来店の上お見積りしていただいたお客様にはお見積り金額をの5%を割引

ゴールデンウィークはジャンクへGO!


【5】ご意見ご質問募集について

塗装に関するご意見・ご質問等をお待ちしております。
magazine@p-junk.com 


◆発行者 ペイントハウスジャンク   代表 川瀬 晋二     
◆管理者 深谷 里恵子
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【編集後記】                                                                   
先日マッド氏の紹介で元某大手自動車メーカーのデザイナーをやっていた方が、今は独立しているのですが、その方がミラノサローネに出品すると言うことで作品作りのお手伝いをさせていただきました。その様子はここにアップされています。
私にとって彼との出会いはすごく刺激的で、もの造りということについて真剣に考える機会ともなりました。昨年からマッド氏ともいろいろ練っているアイディアもあります。またメルマガでも取り上げていきますのでご期待ください。


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